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2011年2月14日 (月)

暦の本から・・魚氷に上る

新暦2月14日~18日頃  正月節立春の三候

正徳3年(1713)の「滑稽雑談」(こっけいぞうだん)の中に、

「孟春 発端の気に乗じて、魚泳ぎだして、氷に上り添ふなり」とある。

孟春とは「春のはじめ。初春。孟は初めの意。」(広辞苑)

言葉通りであれば、今までじっとしていた魚が、水温の上昇により、春の気配を感じ、

氷の間から飛び出したといったところか。

「魚は氷に上り光の渦まとふ」        北光星

水がぬるみ始めるのは、山の雪解けで、湖沼や川の水量が増し、冬の間張りつめていた

氷が割れることになる。

「袖ひぢてむすびし水の氷れるを春立つ今日の風や解くらん」   紀貫之

雪解けの水は「雪しろ」「雪汁」「雪濁り」とも。

また、水が多すぎて川や田畑からあふれることは「春出水」。

一方、山に残った雪は「残雪」「雪の名残」、雪が溶けて消えた隙間を「雪間」とも。

「雪残る頂 ひとつ国境」       正岡子規

「トラックが姿拾い去る雪間かな」   上田五千石

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コメント

公園内の石碑に上田五千石の句集「田園」:遠浅の水清ければ桜貝 萬緑や死は一弾を以て足る 渡り鳥みるみるわれの小さくなり もがり笛風の又三郎やあーい と彫られてありました。

智太郎様   

コメントありがとうございます。
皆、いい句ですね・・
四季の自然を感じながら暮らしたいですよね~
このシーズン、紫陽花がきれいですね。
今から、ブログを読ませていただきます。
岩本山は、足を延ばせばいけるので・・又、行ってみたいです。

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